一番辛かった不登校初期~長男中1のおはなし②~

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おにぃが不登校になった当時は、様々なバリエーションで語りかけました。

優しくしたり、厳しくしたり、楽しい将来を考えたり、
悲観的な将来を考えたり、背中をなでてあげたり、きつく攻め立てたり。

しかし、その頃のおにぃは、どれだけたくさん語りかけても、泣いて布団にくるまるばかり。

この頃が一番辛かったなぁ。

毎朝、「今日はどうする?」

と、1時間こんこん語りかけます。

語りかける方も大変でしたが、それを聞き続ける方も相当辛かったと思います。

息子は根が真面目。

真面目であることや褒められること、「ちゃんと出来る」ことに幸せを感じる子で、周りをよく見て、敏感に察知する子。

だからこそ、低学年まではすごく褒められてきました。

ドヤ顔で私の顔をチラ見するのです。私が喜ぶ事が彼の喜びだったんだろうなぁと思います。

そんな真面目な彼が、「他の人が普通にできていることができない」。

それは相当辛かったと思います。

私も学校が嫌いでした。全校集会の時に、
ここに隕石落ちればいいのに~と考えているけど、
自分で勇気を持って休む事もできず。ただただ言われた事をするのみ。

おにぃは、そんな私よりはるかに悩み、はるかに葛藤し、
はるかに苦しみ、はるかに自分を責めて、
親やおばぁからは今までないほどの否定の言葉を言われ、将来を脅され・・・
相当辛い時間を過ごしていたはずです。

学校に行かないことも、決断なのです。

自分を守る決断だったと思うんです。

当時の自分を思い返すと、そんなにヒステリックになる必要はどこにもなかったのに、何をそんなに焦っていたんだろうと思います。

しかし、我が家始めての不登校。

どうしていいか分からなかったのです。

安心できなかったのです。

つづく…

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