【雑記】学校に行ってくれると嬉しい理由

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なんで学校いかないの?

子どもが学校に行ってくれないと
きっとほとんどの親御さんが、思い悩むと思います。

「原因は?」「なぜ行かないの?」
から始まりますよね。

ただ、子どもたちはなかなか答えを返してくれません。
(原因が複雑に絡み合っているから一言で表せない事が多い)

だから、親は、ネットから情報収集をして、
自分の中で答えを考えます。

私が出した結論

私自身の話です。


「なぜ学校に行ってくれると嬉しいのか。」
という問いを立てたときに、
「親が考えなくていいから楽」
という答えが出て、自分で驚きました。

学校に行ってほしいのは、
子どもたちの為ではなく、自分の為だったのかもしれないなと。

学校って本当に良くできたシステムだと思います。
・朝から夕方まで子どもを預かってくれて
・栄養バランスの良い食事も与えてくれて
・登下校で適度な散歩もさせてくれて
・ある程度の知識も与えてくれて
・お友達や先生とのコミュニケーションも生まれ、磨かれ
・課外学習、校外学習、運動会、発表会など

様々な体験をさせてくれる。

こんなに便利だからこそ、
学校にいかなくなると親は非常に困るのです。
だって、学校がしてくれたことを全部
親がしなければいけないから・・・

・勉強のスケジュール決め
・勉強の進捗管理、成果の確認
・勉強のモチベーション管理
・課外活動の考案、調整、実行
・コミュニケーションが取れる場所の洗い出し、調整、実行
・お昼ご飯の提供
・運動計画の策定、調整、実行

これ、親が全部やらなきゃいけない…
仕事もしながら…


これは~~~
親は学校行ってほしくなりますよね(笑)

親だって、子どもに甘えていい

でも、私は、
親だって、無理ならやらなくていいと思っています。
できることからでいいし、
やるなら一人で抱え込まず、子どもを巻き込んで一緒にやるべきだし、
(おかあさん大変。ちょっと手伝ってくれな無理~~と子どもに甘えます)
できるだけ、周りの人も巻き込むべきだと思っています。

でも、不登校の親は、「不登校の親」というレッテルを
自ら重しにしてしまったりもします。
だから、頑張りすぎてしまったりもします。

不登校は親の責任?

私は言われたことはあまりないですが
「不登校は親の責任」と考える人はいます。
実際に、不登校という結果になった、無数の原因の中の一部に
親の言動があることは否めないと思います。

しかし、子どもが不登校になったことに対して
親が自分を責めるのはナンセンスだと思います。
100点満点の親なんて無理です。
初めての子育て、初めての思春期の子どもと対峙するんです。
子育ての方法も習ったことがないし、
子ども一人ひとり全く違うのに、
何が正解かなんて分かりません。
間違えるのは当然。「上手く行かなかったね~」でいいと思います。
間違えたら「じゃあどうしようか?」と、子どもと一緒に考えて、
自分の意見をしっかり伝えて、子どもともぶつかればいいと思います。

不登校になったおかげで考えられたこと

むしろ早めに自分の気持ちをちゃんと伝えられる
子供に育ってくれてありがたい、と思ってもいいのかもしれません。
私は子どもが不登校になって初めて、
学校のあり方、勉強とは何なのか、子どもにとって何が大切か、
うちの子どもたちが何が好きで、何を大切にしているのか、
そういった事を考えました。

今まで学校に放り投げっぱなしで、
ちゃんと考えてこなかった、
でも、子育てする上で一番考えなければいけなかった
「私と私の子どもたちの生き方」を考えてきていませんでした。

私は子どもたちが不登校になってくれたおかげ、
というと語弊がありますが、
間違いなくこれがきっかけで、たくさんの経験をさせてもらいました。
今の状態が良いか悪いかは分かりませんし、
将来どうなるのかは分かりませんが、

精一杯、今を生きる事が大切なのではないか、と思っています。

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