受験合格!高校進学!~長男高校生のおはなし⑦~

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前回までのお話

~不登校をつづけながらも、高校受験にチャレンジし、
 無事、全日制の高校に入学できたおにぃ。でしたが・・・~

おにぃはおにぃで、学校に行けなかった事を後悔していたようで。

高校から一念発起してがんばりたい!と思っていたようでした。

もともと先述しましたが、理解力のある子なので、
授業に出れば、平均以上の成績で、
多くのボランティア経験で、コミュニケーション能力も高いので、
「不登校だったなんて信じられない」
と言われました。

部活にも入り、お友達もでき、
信じられないくらい順調に高校生活が進みました。

でも、半年が過ぎる頃、
顔がだんだんと暗くなって、
悩んでいる様子が見えてきました。

「いや、まさか」

と思っていたのですが、やっぱり来てしまいました。

不登校。

高校での不登校は、中学とは意味が違ってきます。

欠席が続いて単位を落とせば、進級、卒業ができなくなります。

高校はもう自己責任だからね、と
入学時点で、言ってはありました。
伝わっていたとは思います。

なので、もうあとは本人次第。
突き放して自分で決めてもらおうと思いました。

ですが、本人は学校に行きたいと言うのです。

なのに学校に行けないと言うのです。

これは、かわいそうでした。

そして、担任の先生もとっても熱心でいて、
距離も保ってくださる、本当に良い先生に恵まれました。

同級生の子たちとは、私も仲良くなったのですが、
とても心配してくれました。

本人は、行きたいのに行けない、
プライドが高いのに、それを守れない。
必死でしがみついていたと思います。

各科目、1/3を超える日数を休んだら、単位不取得。
それを、先生は、担当の先生に掛け合ったり会議を開いてくださったり
1/4にまで枠を広げてくださいました。

おにぃの気持ちも、理解してくださり、受けて止めてくださり。
その中でたくさんの提案をしてくださり。
本当にありがたかったです(T_T)

しかし、結局おにぃは、毎日毎日学校に行こうと戦っていましたが、

いけませんでした。

もういいよ、辛いでしょ、戦わなくていいよ、と何度言いました。
こんなに苦しむなら、もうやめよう学校。と言いました。

でも、おにぃはどうしても学校に行きたかったみたいです。

ほんと、、、不思議です。

無常にもおにぃがもがいている間にも、
単位は次々落ちていき・・・

おにぃもついに諦めました。

そして、別の道を考えることになりました。

次回・・・


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