恐らく、福井の小中学校には不登校生に対するマニュアルがないようで、
息子の時も、娘の時も、
先生の対応はそれぞれでした。
先生は「学校に来なくてもいいんだよ」とは立場上言えないから、
学校に来ることを勧めます。
けれど、学校に行くようがんばる事が最善かは
その子の状況によっても違うと思います。
なので、お子さんと一緒に色々試してみるといいのかなと思います。
①学校へ違った形で登校
みんなと違う時間に行って、特別教室で自習。
違う時間に帰る(娘小学校パターン)
私は最初送迎してましたが、徐々に友達と帰って来れるようになりました
②フリースクールや塾を利用
県内にもいろいろなフリースクールがあります。
娘がお世話になっているのが「福インクル学園」さん。
毎週水曜、送迎付きご飯付で1回2000円!!
子ども達がやりたい事をやらせてくれます。
塾長の八杉君は、数年前学生だったころからの知り合い。
ほんとうにほんとうにいい先生!!!!
「コゲ塾」さんは、
勉強の事を考えると吐いちゃうような息子を
諦めずに、最後まで愛を持って向き合って
高校入学まで導いてくれた、現役大学生の塾です。
娘も通っており、
得意な数学をのびのびと学ばせてもらってます
やる気と愛と才能に満ち溢れた若者です!!
他、県のサイトにも、色々情報載ってます。
ちなみに・・・
初期の頃、不登校親のセミナーにZoomで参加したことがあります。
今にも自殺しそうな人に接するような
丁寧すぎる扱いに、ちょっとびっくりしました。
それくらい不登校って大きな問題に思われてるんだと・・・
そんな死ぬほど大変な事でもないのに・・・
③ボランティア等に参加
フリースクールや塾はお金がかかります。
更に、心配だからお仕事休んだりする人もいたりすると聞きます。
おひるごはん代もばかになりません。
金銭的にも厳しくなる事もあると思います。
なので、私はお金がかからない、家以外の居場所を見つけるため
息子には、ボランティア活動をさせました。
・福井駅前の観光ガイド
(市政広報で募集してました。私も一緒に受講しました)
・地区内の児童館
(直談判でお願いしに行きました。快く受け入れてくださり感動)
・子ども向けキャンプの団体(森のほうかごがっこう)
(息子の一番の楽しみ。自然の中で子供たちと遊んで、大人ともたくさん交流ができます)
どこも、息子を大歓迎で受け入れてくださり、
本当に本当に助かりました!!!
(でも、娘はどこも行きたがらない(笑)それぞれです)
私が不登校の事を考え続けて大事だと思ったのは
①学校に行かない選択を受け入れる
②でもそれは、自分の人生を自分で責任を取る事だと伝える
③いろんな人(大人子ども問わず)と会わせて体験させる
この3つです。
現在、不登校を克服し、高校に通ってる息子は、
不登校時代は勉強ができなかった後悔もあるけど、
学校に行ってたらできなかった体験が
めちゃくちゃできたからよかった。
と嬉しい事を言ってくれます。
子育てという大事業、親一人でできるなんて
そんなのおこがましいと思ってます。
なので、不登校になっても、
誰かが悪いとかではなく、
「合わなかっただけ」だと思います。
合う場所を見つけられるように
これからもたくさんの場所を紹介していきます。